おいしい熊本の酒 * うまかばい! 飲んでみらんね、くまもとの酒 *

おいしい熊本の酒

* おいしい熊本の酒 *

おいしい熊本の酒:清酒 おいしい熊本の酒:焼酎 おいしい熊本の酒:ワイン おいしい熊本の酒:リキュール

阿蘇の山々や 九州山地の伏流水をはじめ、湧水に恵まれたくまもとは、『水の国』とも呼ばれます。自然と人の営みの中で大切に守られたは、肥沃な大地を育み、全国的にも最高評価を得るをはじめ、野菜や果物など、さまざまな農産物が栽培される農業県としても知られています。

そうした農産物が生み出すのが、豊かな食と食文化。各地の蔵元で造られる 日本酒や焼酎ビール、ワイン もそのひとつです。 醸造家と 農家が手を取り合い、地域の産物を『おいしいお酒』へと昇華させる4取り組みも盛ん。人々のワザと心意気がつくる美酒と、それはまさに、くまもとの豊かさの象徴です。

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* 熊本の日本酒(清酒)*

熊本の日本酒(清酒) “酒の神様”から受継ぐ技と精神。熊本の蔵元がつくる多彩な酒

温暖な気候は 酒造りをする上で不利な条件のひとつですが、熊本は天然醸造としては 日本で最南端の日本酒づくりが行われる土地です。県内の蔵元で、各地の風土を生かした日本酒が醸され、全国の品評会で受賞する酒 がたくさんあります。

「赤酒」へのこだわりから、日本酒への取り組みが遅くなった熊本で、全国レベルの日本酒が生まれる様になった背景には、原料米や水の豊富さに加え 酒の神様 と呼ばれた人の存在がありました。野白金一です。

熊本の風土に合った酒造りを確立するため、県内の蔵元と共に新たな蔵や研究所を立上げ、熊本県酒造研究所の初代技術長として尽力しました。室温の差を利用して麹室の換気を行う野白式天窓や、発酵タンクの温度を一定に保つ二重桶方式など、博士が開発した技術は全国の酒造りにも生かされています。

“酒の神様”から蔵人へ受け継がれた技と精神、それこそが個性あふれる『熊本の日本酒』を支えています。


熊本の日本酒(清酒) “よりおいしい日本酒”へ。吟醸酒人気のきっかけ「熊本酵母」

野白金一が世に送り出したもののひとつが 熊本酵母 です。酵母とは微生物の一種で、米・水・麹と同様に日本酒をつくる上で欠かせないもの。糖を発酵させてアルコールに変える働きがあり、日本酒の個性ともなる「香り」や「味わい」は、酵母の働きによって生まれます。

明治以前の日本酒造りでは、主に酒蔵に住みつく酵母の働きを利用していましたが、自然まかせの酒造りでは、発酵力に差があるなど 失敗も多く、酒質も不安定でした。そこで生まれたのが「協会酵母」。各地の日本酒から質の良い酵母を選び出して純粋培養し、日本醸造協会から蔵元へ頒布されるもので、これにより全国の蔵元で良質な日本酒が 安定的に製造されるようになりました。

中でも、昭和28年「熊本県酒造研究所」で採取され野白金一によって分離・培養された 熊本酵母 は「協会酵母9号」と名付けられ、華やかでフルーティな香りを引き出す酵母として 吟醸酒人気の火付け役 となりました。さらに、キレのある辛口の日本酒や、芳香な味わいなど、つくり手の要求に応じた個性を引き出すことのできる酵母としても知られます。

“酔うためのお酒” から “よりおいしいお酒” へ。日本酒が新たな一歩を踏み出すきっかけをつくった酵母と言っても言い過ぎではありません。



* 熊本の焼酎(しょうちゅう)*

熊本の焼酎(しょうちゅう) 世界の銘酒と肩を並べる球磨焼酎 / スコッチやシャンパーニュと並ぶ酒

四方を九州山地に囲まれた人吉・球磨地域。盆地の中心を東から西へと貫くように流れる球磨川は、日本三大急流に数えられる清流です。この一帯は、古くから熊本県内でも 有数の米どころ として知られ、球磨川の流域に点在する蔵元では 500年以上にもわたって 独自の米焼酎文化 が受け継がれてきました。

清冽な水と良質な米を使って造られるのが「球磨焼酎」。WTO(世界貿易機関)より指定を受け、地名を冠にすることを許された数少ないブランドのひとつです。

イギリスのスコットランド地方でのみ造られる「スコッチウイスキー」や「シャンパーニュ」「ボルドーワイン」「泡盛」などと並び、世界に誇れる日本のお酒ともいえるでしょう。


球磨焼酎 『球磨焼酎』の3つの定義

「球磨」という産地を表示するには3つの条件を満たさなければなりません。1つ目は 米だけを原料とした焼酎 であること。2つ目は 人吉・球磨の地下水で仕込んだもろみを使う こと。そして3つ目が、単式蒸留器で蒸留し、仕込から蒸留、容器詰めまでの すべての工程を人吉・球磨で行う こと。

これら すべての条件を満たして初めて『球磨焼酎』を名乗ることがことができるのです。一見 厳しいようにも思えるこの「こだわり」も、人吉球磨地域の人々にとっては 当たり前に続けてきたこと。“隠れ里”と呼ばれるほど奥深く、約700年に及ぶ 相良氏の統治下で、独自の文化が育まれてきたことも、球磨の風土に根ざした『球磨焼酎』が存在しつづける所以です。


芋焼酎や麦焼酎も!地域に根づく焼酎文化

九州の中央に位置する熊本は、九州北部の「麦焼酎」や大分・宮崎で盛んな「そば焼酎」、鹿児島の「芋焼酎」など九州各地の焼酎文化が交わる土地です。そうした風土を反映してか、ひとつの蔵で米や芋・麦といった異なる原材料を用いた焼酎を手掛ける蔵もたくさんあります。

さらに、樽独特の風味を味わう「樽仕込み」の焼酎や、昔ながらの「瓶仕込み」にこだわる蔵なども。一所で これほどまでに 焼酎のバリエーションを味わい尽くせる土地も珍しいのではないでしょうか。


* 熊本の赤酒(あかざけ)*

熊本の焼酎(しょうちゅう) 正月のお屠蘇に欠かせない、甘みのある御国酒「赤酒」

お正月や神事など、熊本の お祝いの席で欠かせないお酒 といえば「赤酒」です。はじまりは諸説ありますが、熊本城が築城された頃には、すでに “庶民の酒”として愛され、江戸時代には肥後細川藩が「御国酒」として保護したほど。

「赤酒」は、とろりとした飲み口と、深みのある 甘さと 旨味 が特長で、琥珀色の美しい輝きは、保存性を高めるための「ひと手間」で生まれるものです。一般的な清酒は加熱による低温殺菌を行うのに対し、灰持酒(あくもちざけ)の一種である「赤酒」は、もろみを絞る前に木炭を入れて酸を中和します。全体が微アルカリ性に変化することで、自然と赤みを帯びるのです。

料理酒として知られる「みりん」が「焼酎」に糖分を溶け込ませるのに対し、発酵という過程をたどる「赤酒」は、アミノ酸の働きで 肉や魚を ふっくらと おいしく仕上げ、照りやコク、独特の旨味 を醸し出します。

その調味効果が話題を呼び、全国の料理人の間では料理酒や調味料として人気が広がり、高級料亭などでも使われるようになりました。
熊本で静かに受け継がれる伝統の酒が、今や 各地の美食を支えている というのは おもしろいものです。(以上、出典/熊本県)



* 熊本のリキュール *

熊本のリキュール 「どれにする?」選ぶのも楽しい、熊本のリキュール

梅、イチゴ、もも、みかん、甘夏、デコポン、柚子、晩白柚、梨、トマト、紫蘇、コーヒー、ピーナッツ、ヨーグルトetc.. 熊本のリキュールは、バラエティ豊かで選ぶときから楽しさ いっぱいです。

例えば、多くのファンを持つ「梅酒」。地元農園で採れた新鮮な梅を「球磨焼酎」で仕込んだ梅酒、日本酒ベースで まろやかさが引き立つ、柔らかい味わいの梅酒、長期樽貯蔵の「熟成本格焼酎」でゆっくり寝かせて造った極上梅酒、デコポン果汁をブレンドした 爽やかでスッキリした味わいの梅酒など。

「梅酒」だけでも、こんなに色んな味が揃っています。しかも、熊本のリキュールは「おいしさ」だけでなく、ボトルも素敵なので、ぜひ、あなたの「お気に入り」を見つけてください。

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